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昨日、子供が捕まえてきた蝉を逃がしてやりました。
もうだいぶ弱っているようで、泣きもせず、飛ぼうともしなかったのですが、
目の前にスコップを差し出したら自分から登ってきたというのです。
「蝉は地上に出てきてから1週間しか生きられないんだから、逃がしてやろうよ。」
そう言って子供と一緒に家の前の草むらに逃がしてあげました。
ところが今朝出勤のため外に出てみると、一匹の蝉が車に轢かれてつぶれていました。
多分、飛ぶこともままならなかった昨日の蝉でしょう。
自らスコップに登ってきたことや、逃がすときにもなかなか虫籠から離れなかったことを思うと、
虫籠の中で静かに余生を過ごすことを望んでいたのではないかと、後悔の念がこみ上げて来ました。
親切のつもりでやったことが、裏目に出てしまったようです。
「もう夏も終わりなのかな。」とふと思わせる出来事でした。
残暑お見舞い申し上げます。
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